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裏移りについて ◀
裏移りとは…
⇒インクが接触し、部分的に汚れる現象です。
「裏移り」とは…断裁時の圧力や用紙のこすれなどで、重なり合う用紙に印刷されたインクが接触し部分的に汚れる現象を指します。裏移りはインクの乾燥状態と関係があります。インクの乾燥状態は温度や湿度、通気などの外気条件を最適化した場合でも紙質や全体のインク量や、紙のフチのインク量など各印刷物の仕様によっても変わります。
裏移りが起こりやすい用紙
⇒マットコート220kgにご注意ください。
インクの乾燥性が用紙によって違います。一般的にコート系など用紙は乾燥性がよく、マット系の用紙は乾燥性が悪いとされております。
メガプリントの取扱用紙のなかでは「マットコート 220kg」が乾燥性が優れない用紙になります。100%裏移りするわけではありませんが、裏移りが懸念されるデザインは避ける方がお勧めです。
メガプリントの取扱用紙のなかでは「マットコート 220kg」が乾燥性が優れない用紙になります。100%裏移りするわけではありませんが、裏移りが懸念されるデザインは避ける方がお勧めです。
裏移りを減らすには
⇒作成データや用紙を変更することで予防することが出来ます。
印刷工程上で裏移りを防ぐために十分な注意を払っておりますが、用紙の性質上であったり、部分的に力が加わったりするとその部分で裏移り現象が発生することがありますので裏移りを完全に防ぐことはできません。しかし、事前に下記方法をとることによって裏移りが起こる可能性を減らすことができます。
【CMYKの総インキ量が250%以下のデザインにする。】
【フチに濃い色のデザインの配置をさける。】
【裏移りが起こりやすい用紙を避ける。】
【裏移りが目立たないデザインにする。】
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